サービスの一例

 私たちがどのような仕事をやっているのか、その一例をご紹介します。


トンネルの健全度調査

 トンネルに異常や変状が見られないか、点検を行なっています。

 作業中に事故等が予想される場合には事前に危険箇所を抽出し、十分な安全対策を検討して作業を行ないます。

 相生ではみなさまのご協力もあり、作業中の交通事故はゼロとなっております。



トンネルの健全度調査

 点検車が入れない人道トンネルの作業状況です。

 目視及び打音調査を漏れなく行ないます。



暮らしを守る砂防堰堤設計

 土砂災害が懸念される危険渓流から命と財産を守ることを主たる目的に、砂防堰堤の設計を行っています。

 

 写真は広島県三次市作木町上作木に位置する便坂川で、経済性に優れる砂防ソイルセメント工法堰堤、住民に与える安心感が高いと考えられるコンクリートパネルなど、環境面にも配慮した設計を行っています。



生活環境を支える道路設計

 安全で快適な移動、慢性的な渋滞対策、道路斜面等の防災対策、歩行空間・自転車利用環境の整備など、その地域特性に応じた道路の設計を行っています。

 

 写真は広島県三次市作木町に位置する一般国道375号で、歩行者と車両を分離することによる安全確保、高次医療施設へのアクセス向上、地域間交流の促進など、日々利用されている生活道路としての機能向上に配慮した設計を行っています。



周辺環境と調和した急傾斜地設計

 急傾斜地の崩壊による災害から生命の保護を主たる目的に、急傾斜地の設計を行っています。

 

 写真は広島県山県郡安芸太田町加計に位置する鳥屋地区で、家屋背後に設置される構造物からの圧迫感の軽減や、周辺の自然環境との調和にも配慮した設計を行っています。



今ある施設を生かした法面の補修・補強設計

 既設モルタルの老朽化に伴うモルタル片の落下などから通行の安全性確保を目的に、法面の補修・補強設計を行っています。

 

 写真は広島市佐伯区湯来町に位置する砂谷中学校の法面で、大規模な工事を伴わない既存の施設を有効活用した“既設モルタル再生工法”により、施工期間の短縮・施工中の安全対策にも配慮した設計を行っています。



自然を生かした河川護岸設計

 局所的な集中豪雨により発生する洪水災害の防止・軽減、優れた自然環境や景観の保全、魚類等の生態系の保全を目的に、河川の設計を行っています。

 

 写真は広島県安芸高田市八千代町に位置する本源寺川で、水理特性、背後地の状況を踏まえたうえで、生物の良好な生育環境と自然景観の保全に配慮した設計を行っています。



災害復旧のための測量設計

 豪雨等災害時には早急な復旧を行えるよう、災害対応のための特別チームを編成し、災害調査から測量・設計を行ないます。



農業ため池の耐震点検

 東日本大震災では、福島県にあるため池約3,200箇所のうち、およそ800箇所が被災し、そのうち3箇所のため池が決壊しました。

 弊社ではこの様な被害を発生させないよう、地震時のため池の安定性や液状化時の評価を行なっています。